お酒を飲む上で入れ物は必要になってくるが、正直飲めればOKではある。しかし、実の所お酒には様々な種類が有ってそれぞれの香味を引き出すグラスが有るのも事実。できることなら美味しく飲みたいもの。グラスを揃えるにもお金がかかるのは困る。そこで価格の安いグラスならどうかと思って試してみたら意外に良かったのでここに雑感をまとめておこうと思います。

百均のグラス
今回試したのは所謂百均のものでみんな大好きダ○ソーで買ってきました。驚いたことにグラスの種類が豊富でワイン、ビール、ハイボール、ブランデー、ウイスキー、グラス以外でも焼酎、日本酒の酒器を見かけました。そして何とボヘミアングラスまでありました!
とりあえずワイングラスとウイスキーグラス、タンブラーを購入してみました。

ウイスキーテイスティンググラス
ウイスキーをストレートで飲むならグレンケアンのテイスティンググラスを使う方が多いですし、バーでもよくこれで飲みます。僕も自宅で飲む時に使っています。定価で買うとなると1500円程してしまいます。
ダイソーで何か良さげなのは無いかと見てたらこの「ウイスキーテイスティンググラス」を見つけました。日本製ソーダガラスで価格は驚異の税込110円!
形状はグレンケアンのグラスに近い形をしています。違うのは少し径が広い事と、口当たり部分がやや分厚いところでしょう。グレンケアンと飲み比べてみました。

香りはグレンケアンと比べてやや薄く、遠くで香っている様な印象。径の広さが仇となったか…。良く言えば柔らかくシャープさを抑えた香り。悪く言えば香りを感じにくい。さて、味わいはどうかな?
味はグレンケアンよりも柔らかく広がりのある印象。これも径が広いからなのかな。口の中に全体的に入ってくるからなのと口当たりの厚さも影響しているのでしょう。
グレンケアンを使い慣れている僕としてはやっぱり香りはちゃんと感じたいので少し残念でした。逆に香りがパワフルすぎて飲み疲れる様なウイスキーはこのグラスで飲むとちょうど良いかもしれません。
ワイングラス
一般的にはワイングラスは赤用、白用に分かれていますがダイソーの「ワイングラス」は赤白兼用の様です。中国製クリスタルガラス製で価格は税込220円。
僕はたまにしかワインを飲まないのですが、シェリーを飲むためにシュトルツルのワイングラスを使っているのでそれと比べてみましょう。
まず径は若干ですがシュトルツルより広いです。口当たりはシュトルツルの方が薄い作り。持った感じはダイソーの方が重さを感じますね。ひとまずシェリーを注いで飲み比べてみます。

香りはどちらもシェリーの良い香りがし、あまり差は感じ取れませんでした。味も香り同様大した差はない様ですが、口当たりはダイソーの方が少し滑らか。グラスの厚みが左右したのでしょう。
この値段でここまでのレベルなら文句は無いですね。あえて言及するならグラスが少し重いと感じる事くらいかな。
タンブラー
今までハイボールを飲む時はジョッキを使用していたのですが、何か良いタンブラーがないか探していました。そしたらダイソーにていい感じの物を発見!個人的にはこのタンブラーが一番のお気に入りになりました。
「かろやか上質グラスタンブラー約360mlソーダガラス製でメイドインジャパン税込110円。

約360mlって何やねん、360mlあるんかないんかどっちやねん!というツッコミを入れつつ購入した覚えがあります。
このグラス、安いくせして意外と薄張に作られています。バーでハイボールを頼んだ時に出てくるタンブラーに匹敵するのではないかと思うくらいに薄く作られています。正直この価格でよく出せるなと思っています。
ハイボールはもちろん、ビールを飲むのにも重宝します。もしタンブラーをまだ持っていない方はまずはこのグラスを購入すれば間違いないでしょう。これを購入してから重いジョッキを使う頻度がガクッと減りました!
サイズが480mlの物も販売されているので好きな方を選びましょう。
注意点としては洗うときに食洗機にかけるとヒビが入ったり割れる可能性があります。少々面倒ですが手洗いしましょう。あと熱湯とかにも耐えられないみたいです。
好きなグラスで飲もう
安く買えるダイソーのグラスをここまで紹介してきましたが、もちろん高いグラスで飲んでも楽しいです。超絶良いグラスで楽しむのもまた一つの楽しみですから。個人的にはお酒にお金をかけたいので(笑)、グラスは安めにしています。落として割った時の精神的&金銭的負担も少ないというのも有ったり。手軽に手に入るので気軽に使えるのが嬉しいですね。

僕が紹介した物以外にもまだまだたくさんありましたので、見て探すのも面白いかもしれませんね。皆さんも良いお酒ライフを!
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